岐阜県内には縫製工場(衣服その他繊維製品製造業者)がおよそ3.800ほどあり、そのうち岐阜市内にはおよそ1.400ほどの工場があります。岐阜市内の縫製工場の数は市内にあるいろいろな種類の工場の内で約1/2を占めています。
また、縫製工場(衣服、その他の繊維製品製造業者等)で働いている人たちを含めると数倍になるといわれています。
昭和47年頃から北陸・東海・九州地方に縫製工場がたくさんでき、県外で岐阜の製品が作られるようになり、その後、中国をはじめ人件費の安いアジア各国の生産工場で製品をつくるアパレルメーカーが増えてきました。そのため、海外で生産された繊維製品の輸入が増え続け、私たち消費者にとっては衣類の値段が安くなりましたが、国内の縫製工場では仕事が少なくなり、大きな打撃を受けています。
このため。「セーフガード」による海外製品の輸入制限の必要性が議論されるようになってきました。

※セーフガード……… WTOの繊維協定で定められた、急激な輸入増加からの国内企業の保護を目的とした緊急輸入制限措置。発動されれば3年間、特定品目について特定相手国からの輸入量が制限される。制限できる水準は1年目が前年度の輸入実績と同量。2、3年目は前年比6%増が認められる。

岐阜市のまわりの縫製工場数
(衣服その他の繊維製品製造業の事業所数)


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